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森に棲むリスたちは、秋になるとドングリやクルミなどの実を集めてきては、森のそこかしこに埋めて蓄えにしますが、埋めた場所をよく忘れないものだと感心します。ところがやっぱり、彼らは全部を間違いなく掘り出すのではなく、食べるのは九五%ぐらいで、残りは忘れ去ってしまうのだそうです。そういうことを調べる人がいるんですね。やがて、土の中に残された種が芽を出し、更にその一部が木に育ってゆくことになります。木の実というのは地表に落ちただけでは発芽せず、土の中に埋められてはじめて芽が出るものだそうです。ということは、リスたちは自然の命じるままに暮らし、そして餌の一部をきちんと忘れ去り、知らず知らずのうちに森を再生してゆくという役目を果していることになります。そこに、計り知れない造化の思慮深さを感じ、「参ったなー」とため息をつきたくなるのです。
福寿草は、まだ雪の残る春先にいち早く花を咲かせます。あの黄色いパラボラアンテナの形をした花は、凹面鏡のように太陽の光を集めており、その花の中は摂氏二十五度位になっているそうです。すると、虫が喜んでやって来て受粉をしてくれる。しかも虫がやけどをしないように、その花の形は焦点をわざとはずしてあるのだそうです。すごい配慮がなされているんですね。その見事な仕掛けを知れば知るほど、私たちは驚くほかありません。
今ちょうど、バイモが鐘の形をした花をぶらさげて咲いています。うす緑の地味な花ですが、花の中を覗いてみるとびっくりします。花の内側に模様がついており、外から光が透けて実にきれいなのです。しかも虫が羽を休めるようにとまり木ができている。花の奥に蜜が出ていて、それを吸おうとして自然に花粉をくっつけてくれるようになっているのですね。これもまた巧みな戦略と言うほかはありません。
動物、植物ばかりでなく、天体には天体の驚きがあります。地球表面の水が液体として存在できるのは、太陽と地球が絶妙な距離を保っているからなのだと言われます。今の太陽と地球の距離を百とすると、九五%から百二%という狭い範囲に地球がおさまっていないと、水は液体でいられない、つまり生命は存在しないことになるのだという話を聞くと、私たちは実にきわどいところで生かされているのだなあと思います。
この世界は、気付かなければただ当たり前の世界でありますが、ひとたびこの不思議を知ると、そこは計り知れない恵みに満ちているわけですね。その不可思議のまん中に座っておられるのが大日如来という仏なのです。
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明治寺;〒165-0025 東京都中野区沼袋2-28-20 |
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◆4月 6日(土) 午後1時半より 法話の会 ◆4月 7日(日) 午前9時より 写経の会
◆4月 8日(月) 終日 降誕会(花まつり) ◆4月17日(水) 午後1時より 百観音月例法要(観音経読誦と法話) ◆4月10,24日(水) 午後6時半より とにかくすわってみる、坐禅の会 ◆4月29日(月祝) 午前11時より 慈音会定例法要(多宝塔供養会) |
4月8日(月) 釈尊降誕会(花まつり) 午前9時〜夕方 花まつりコンサート 「春の吟遊詩人」 4月8日(月) 午後7時開演 入場料:前売り3000円/当日3300円 チェンバロ演奏: 武久源造 ほか 於本堂 〜幼い難民を考える会を通じ、収益をカンボジアの子どものために使います〜 |
| 杏 | 桜 | ||
| 平成5(93)年 | 3/14 〜 4/11(28) | 3/25 〜 4/17(24) | |
| 平成6(94)年 | 3/24 〜 4/7 (15) | 3/31 〜 4/17(18) | |
| 平成7(95)年 | 3/21 〜 4/10(21) | 3/31 〜 4/19(20) | |
| 平成8(96)年 | 3/21 〜 4/9 (20) | 3/30 〜 4/20(22) | |
| 平成9(97)年 | 3/11 〜 3/27(17) | 3/23 〜 4/10(19) | |
| 平成10(97)年 | 3/16 〜 3/31(16) | 3/27 〜 4/10(15) | |
| 平成11(97)年 | 3/14 〜 不詳( ) | 3/25 〜 4/13(20) | |
| 平成12(00)年 | 3/18 〜 4/5 (19) | 3/29 〜 4/15(18) | |
| 平成13(01)年 | 3/18 〜 4/3 頃(17) | 3/23 〜 4/9 (18) | |
| 平成14(02)年 | 3/7 〜 3/19(13) | 3/16 〜 ? |